診療案内

健康診断による病気の早期発見が、健やかに長生きしてもらうための秘訣です

 当院では大切な『うちの子』が『健康で長生き』に暮らせることを願って、日々、予防医学の可能性を追求しております。
動物の平均寿命が延びている現在、病気に対する考え方も、人同様「治療」から「予防」へと変わってきています。さらに、動物たちは人と比べ、年齢を重ねるスピードが約4倍速いといわれています。また、動物たちは体調の悪さを言葉で伝えることができず、本能的に痛みや不調を隠します。そのため、私たち家族が症状に気付く頃にはかなり病気が進行しているケースも珍しくありません。そこで、定期的な健診を行い、病気の早期発見や予防に努めましょう。

ダクタリ健診とは

 当院では、『ダクタリ健診A』と『ダクタリ健診B』、『ダクタリ健診C』の3種類のコースをご用意しております。

ダクタリ健診A ¥30,000~ 

ダクタリ健診Aでは、一般的な血液検査や画像検査(単純レントゲン検査、超音波検査)を中心に検査を行います。大きな病気が隠れていないかの一般的な健診になります。当院で同じ内容の検査を行うと約45,000円~かかります。初めての健診や健康状態を把握したい方にお勧めです。
注意)体重により料金が変わります。詳しくは下記料金表をご覧ください。
また、ダクタリ健診Aは事前予約が必要です。

ダクタリ健診B ¥45,000~ 

ダクタリ健診Bでは健診Aに加え、全身のレントゲン検査、血液検査、眼科健診を追加し(通常、約80,000円)、全身を隈なく把握したい方にお勧めです。
注意)体重により料金が変わります。詳しくは下記料金表をご覧ください。
また、ダクタリ健診Bは事前予約が必要です。

ダクタリ健診C ¥10,000~ NEW

健診A・Bと違い、通常外来の診察時に行えるお手軽な血液検査です。
一般的な血液検査のほか、甲状腺ホルモンの測定も検査に含まれるので、まず一般状態を把握したい方にお勧めです。
検査結果は、再診時に説明させていただきます。
注意)ダクタリ健診Cを考えておられる方は、朝ご飯をぬいての受診をお勧めします。

ダクタリ健診比較表

2016.10.1更新

健診の流れ 【健診A・健診B】

健診A・健診Bの場合、朝9時30分から夕方・夜くらいまで『うちの子』を病院内にてお預かりして実施いたします。

健診Cの方は通常診察時間内で検査をします。

  1. 受付
    朝9時30分にご来院頂きます。朝ご飯を与えずにご来院ください。もし朝、尿・便(30分以内)が取れましたら受付にお出しください。

     

  2. 問診
    獣医師より普段の健康状態をお伺いさせていただきます。普段気になっていること・心配なことなどがございましたら、ご遠慮なくお聞かせください。

     

  3. お預かり
    夕方まで『うちの子』を入院室にてお預かりさせていただき夕方・夜までゆっくり時間をかけて検査をさせていただきます。お迎えの時間をご相談ください。

     

  4. 検査結果
    検査結果のご説明の日時を決めていただき、後日ご来院いただき検査結果を分かりやすく獣医師からご説明させていただきます。(検査結果については、約1週間ほど頂きます。)
検査項目

問診

獣医師から普段の健康状態をご家族様にお伺いします。疑わしい病気があれば、追加検査などの提案をさせて頂きます。普段、気になることがございましたら、必ずお伝えください。

身体一般検査

視診、触診、聴診を通して、目、耳、口腔内、肛門周囲の状態、心雑音の有無、体表の腫瘤、歩行状態など全身を観察、診察します。

尿検査

尿の状態から糖尿病、膀胱炎などの異常の有無を確認します。また、A/C比検査(追加検査)を行うことで、血液検査や通常の尿検査では見つけにくい腎疾患の早期発見が可能です。

糞便検査

寄生虫の有無、腸内細菌の状態を顕微鏡で検査します。

血液検査・血液化学スクリーニング検査

この検査を通して貧血、炎症の有無、肝、腎、膵蔵機能、コレステロール値等のチェックを行い、全身状態の把握に役立てます。異常のある臓器係が見つかればさらなる詳しい検査を提案いたします。高齢犬では甲状腺ホルモン濃度の測定(オプション)を推奨いたします。

レントゲン検査(デジタルX線)

この検査で肝臓・腎臓・膀胱・生殖器・肺など各臓器の大きさ、形、位置の異常の有無や異常な影(腫瘍・結石・異物・ガスなど)を見つけます。また加齢とともに多くなる関節炎や頚・腰椎症など骨や関節の異常の有無を観察します。

レントゲン検査

超音波検査(胸部・腹部)

心臓、肝臓、脾臓、すい臓、腎臓・前立腺・膀胱等の状態をチェックします。レントゲン検査と合わせて行うことにより、より詳細な状態の把握が可能です。レントゲン検査では、わかりにくい内臓の腫瘍の発見にも役立ちます。心臓の超音波検査により、更に詳しく心臓の動き・収縮の状態・血液の流れ・弁の働きを観察することで、早期の心疾患の発見につながる事も少なくありません。

超音波検査

心電図検査

聴診、レントゲン・超音波検査とあわせて実施します。不整脈の有無はこの検査でのみ発見されます。ホルター心電図(心電図を日常生活下で24時間連続記録:オプション)による検査も適宜可能です(この検査で重篤な不整脈が発見されることもあります)

心電図検査

眼科検査

眼に生じる病気の有無を確認します。

血圧測定

高血圧症などの病気の発見につながります。(ダクタリ検診Bのみ行います。)

追加測定

  • A/C比
    血液検査や通常の尿検査では見つけにくい腎疾患の早期発見が可能です。 (2,760円)
  • 甲状腺ホルモン測定
    甲状腺の病気を発見できます。(犬;7,300円 猫;6,800円)
  • 各腫瘍マーカー
    犬V-BTA:
    膀胱移行上皮癌が発生した際に出現する物質を検出します。ただし、早期発見を補助するための検査であり、確定診断のための検査ではありません。 (7,800円)
    TSGF法:腫瘍細胞が悪性転化する際に増加する物質を測定します。腫瘍ができている部位は特定できませんが、悪性腫瘍の早期発見や、良性・悪性の判別補助、治療後の転移・再発の診断補助に有効です。あくまで、補助するための検査であり、確定診断のための検査ではありません。 (21,000円)
    PTHrP:リンパ腫や多発性骨髄腫、肛門腺癌(アポクリン腺癌)などの悪性腫瘍が産生する物質を測定します。あくまで、補助するための検査であり、確定診断のための検査ではありません。 (9,000円)

2015.6.1更新

検査結果

検査結果

後日、直接獣医師から検査結果を分かりやくすご説明いたします。その時に各検査の診断結果を1冊のレポートとしてお渡し致します。その後の生活改善や健康維持にお役立てください。

料金
  小型犬・猫(10kg未満) 中型犬(10~20kg) 大型犬(20kg以上) オプション検査 (別途費用)  
ダクタリ健診A ¥30,000 ¥35,000~ ¥35,000~ A/C比  ¥2,760
甲状腺ホルモン  犬:¥7,300 猫:¥6,800
アレルゲン検査  ¥8,500~
ホルター心電図の測定  ¥15,000
CT検査  ¥35,000
細胞診検査  ¥2,800
ダクタリ健診B  ¥45,000 ¥47,000 ¥50,000
ダクタリ健診C ¥10,000

2016.10.1更新

上記の価格には、消費税は含まれておりません。別途加算されます。
※動物の状態により、これらの検査を獣医師のほうからお勧めすることもあります。

申し込み方法

事前の予約が必要となります。ご来院いただくかお電話でお申込み下さい。
ご質問等ありましたら、スタッフまで気軽にお尋ね下さい。
お申込み電話番号
 075-382-1144
(平日・祝日:10時~19時、日曜:10時~13時)

健診を受ける際の注意事項

  • 午前9時半から10時の間に来院して頂きます。午後6時ごろまでお預かりして検査を順次行います。【健診A、健診Bのみ】
  • 画像検査の妨げになりますので、当日は朝のお食事を抜いていただきます。お水は飲んでいただいて構いません。
  • 健診は事前予約が必要です。【健診A、健診Bのみ】
  • 検査結果は、後日1冊のレポートとしてお渡しします。お渡しは1週間後になります。

治療サポート

もし、異常が発見された場合は最適な治療法のご案内・インフォームドコンセントを実施いたします。
このまま放置しておくとどのような危険性が出てくるのか?
治療可能な病気なのか?手術はできるのか?
そうならないために今後どのような事に気をつけたらよいのか?
今後の経過を見ていく場合にはどのくらいの間隔で再検査をしていけばよいのか?
今後さらに詳しい検査が必要なのか?その場合は、どんな検査が必要なのか?どんな治療方法があるのか?
 多くの疑問や不安にお答えいたします。私たちと一緒に今後の方針を決めていきましょう。

ご家族様のお声

『7歳はシニアの年齢になるからね』と先生のお勧めもあり、ダクタリ健診を受けました。普段はとても元気で、やんちゃの子です。お誕生日のプレゼント代わりに健診を受けました。検査では大きな異常も見つからずホットしました。これからも毎年うけさせてあげたいと思っています。

避妊手術を受けようと思い、その前に先生のお勧めもありダクタリ健診を受けました。その結果、膀胱の中に1cmの膀胱結石が見つかりました。避妊手術と一緒に摘出してもらい、大事に至らずにすみました。良かったです。  

『大型犬は、お腹の中に癌ができることが多いんだって』とワンちゃん仲間でうわさになっていました。心配だったのでたまたまワクチン接種の時に先生に相談したら、ダクタリ健診を勧められました。検査の結果、脾臓に3cmの腫瘍が見つかりました。先生と相談して、手術して、とっていただきました。このまま、知らずにいたら、いずれ破れて、腹腔内出血して大変なことになっていたかも知れないと思うと検査・手術してもらって本当に良かったとおもっています。

よくあるご質問

Q.1 うちの子はとっても怖がりなのですが、ダクタリ健診受けられますか?
  • A.1検査を怖がる子は、ご家族様に朝から夕方まで付き添って検査をすることも可能です。うちの子がなるべく不安を抱えないよう色々と工夫がありますので、獣医師にご相談ください。
Q.2 うちの子は預けたことがないのですが、大丈夫ですか?
  • A.2 その場合は預かれる子かどうか数十分入院室に入ってもらって、観察してみます。鳴き続けたり、興奮状態が続くとかわいそうですよね。
    預かった時にとっても帰りたがる子も確かにいます。その場合は、一日で検査を終わらせるのではなく、少しづつ日を分けて検査をすることも可能です。
    例えば、今日は血液検査と心電図検査だけ、今度レントゲン検査、また今度は超音波検査、という具合です。獣医師にご相談ください。(分割での検査は検査費用が変更になる事があります)