|
肝臓は「静かなる臓器」とたとえられるくらい我慢強く、働き者の臓器です。有害物質や薬物を解毒したり、エネルギーを産生したり蓄えたり、胆汁や血漿たんぱくやその他の物質を生成したり、血液を凝固させる助けをするなどといった100種類以上にも及ぶ重要な機能を果たしています。肝臓には組織が非常にたくさんあることや、肝臓自体が再生する能力を持っていることから、肝臓病は病気がかなり進行するまでなかなか発見できないことがよくあります。
病名
肝障害
門脈シャント
肝腫瘍
胆管閉塞など
症状
水をよく飲むことがありますが、ほとんどが無症状です。健康診断や他の病気時に血液検査で早期発見されることが多いです。飼い主さんが異常に気づく場合はかなり症状が進行しており、黄疸、食欲低下、腹水、むくみなどが認められる場合は、末期のことも少なくありません。
診断
一般的には、血液検査、レントゲン検査、超音波検査を実施します。多くの例で肝臓の組織の一部を外科的に取り出して(バイオプシー)調べてみないとどのような障害が起きているのか正確な診断はできません。門脈シャントの疑いがある場合は、CT検査の実施が必要になることもあります。
治療
治療計画は内科的に肝臓を保護するお薬で経過を見ていくことが多いですが、門脈シャントの場合は外科的手術が対象になる場合が多いです。
|