今回で4回目になる院内セミナーですが、前回までの参加者の方からアンケートで一番多かった「高齢犬」についてのお話をさせて頂きました。
高齢期とは、「その動物の寿命の75%を経過した状態」として定義され、
犬の場合は、(犬種にもよりますが)7歳以上、猫では8歳以上と一般的に言われています。
老化のサインはいきなり起こるわけではないので、いつも一緒に過ごされているご家族が出来るだけワンちゃんの変化に気づいていただけるように、ご家族の皆様に是非知って頂きたい、「高齢犬にみられる変化」についてお話させて頂きました。
高齢犬のケアといっても色々な方法や、色々なケア用品があります。
2つ目のお話では、1つ目でお話した高齢犬のからだの変化の話をもとに、実際に高齢犬に対してご家族が出来る「気をつけてあげられること」や、「自宅で出来るケア」についてお話させて頂きました。
今回は、病院でも使っているケア用品を実際に触っていただけるブースをご用意させて頂いており、皆様には熱心にお手にとって頂きました。
動物リハビリトレーナーの森恵先生より、お家で出来るマッサージのレクチャーをさせて頂きました。
今回は、ミニチュアダックスの「ムクちゃん 16歳」が頑張ってモデル犬をやってくれました!
まず恵先生からは、「マッサージを行う前の注意点」の説明をさせて頂き、それから実際におうちで出来るマッサージの手順・技法を6項目説明させて頂きました。
参加者の方は皆さんは、とても真剣にメモを取られていらっしゃいました!
今回のセミナーには、40名以上の方にお申し込みいただきました!
当日は残念ながら、前日の雪の影響でキャンセルもございましたが、キャンセルされた方からも、次もあったら絶対参加したい!というお声を頂いており、
とても関心をもって頂いているテーマなのだなと感じました。
短い時間ではありましたが、今回開催したセミナーが、少しでもご家族様とうちの子が幸せに暮らしていく為のヒントとなっていれば幸いです。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
セミナーの様子を見て少しでも興味をお持ちになられた皆様も、是非次のセミナーが開かれる際はご参加ください♪