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2021.04.06
以前には、犬の肝臓にできる腫瘍の話をしましたが、
今回は、脾臓です。
脾臓にもいろんな腫瘍ができますが、CT検査で違いが出ることがあります。
これは、脾臓に腫瘤があるワンちゃんの仰向けのCT画像です。
緑が肝臓で、オレンジが脾臓です。
そして、赤で囲ったところが腫瘤です。
これは、血管肉腫でした。
血管肉腫と言えば、先日の「肝臓」のところでも出てきました。
これです。
これは、肝臓にできた血管肉腫でした。
血管肉腫は、肝臓や脾臓、心臓にできることが多い悪性腫瘍です。
なので、脾臓に血管肉腫が見つかれば、
肝臓や心臓にもできていないかチェックが必要になるのです。