整形外科

Orthopedics

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Orthopedics

整形外科

高度な診断から治療まで対応

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このような症状はありませんか?

  • 歩き方がおかしい
  • 片足を引きずる(ケンケンする)
  • 座ったり、立ったりすることが大変そう
  • 完全に片足をあげている
  • 元気がなくなったような気がする
  • 段差のある道、階段を登りたがらない

これらは整形外科の疾患の可能性が疑われます。
整形外科は骨や関節を扱う分野です。歩き方や立ち上がり方、散歩への関心度合いの低下などに症状がでることが多く、日常のふとした異常を見逃さないようにしましょう。

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Information

整形外科のご紹介

好きだった散歩に行きたがらなくなった。お気に入りのソファに飛び乗らなくなった。そんな変化はありませんか?

整形外科疾患は皆様の子たちのQOL(生活の質)に大きく関わります。動物はどこがどのように痛いとは言ってくれません。当院では触診や歩様の観察を丁寧に行い、X線検査をはじめとする各種検査を適切に行うことで、痛みに寄り添えるよう心がけています。各種外科手術にも対応しており、術後はリハビリ科と連携した長期的なケアを行うことが可能です。

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Introduction

整形外科 担当医のご紹介

担当医

院長 森 尚志

所属
公益社団法人 日本獣医師会 小動物臨床職域理事
公益社団法人 京都市獣医師会 会長
公益社団法人 関西盲導犬協会 副会長
一般社団法人 京都獣医畜産連合会 副理事長
一般社団法人 J-HANBS 関西支部長
所属学会
日本獣医麻酔外科学会

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担当医

副院長 村島 生祐

所属学会
日本獣医がん学会
日本獣医皮膚科学会

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学術アドバイザー

経歴

1999年 日本大学農獣医学部獣医学科 卒業
2003年 東京大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻 修了
2003年 日本大学生物資源科学部獣医学科 助手
2008年 日本大学生物資源科学部獣医学科 専任講師
2011年 日本小動物外科専門医(DJCVS) 取得
2015年 日本大学生物資源科学部獣医学科 准教授
2021年 日本大学生物資源科学部獣医学科 教授
2023年 アジア獣医外科専門医(DAiCVS) 取得

所属

日本大学生物資源科学部獣医学科獣医外科学研究室

所属学会

日本獣医獣医麻酔外科学会 理事
日本小動物外科専門医協会 副会長
日本獣医再生医療学会 副理事長
動物再生医療推進協議会 副理事長
日本動物リハビリテーション学会 副会長

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教授 枝村 一弥
(獣医師、博士(獣医学)、小動物外科専門医)

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ご来院から診断、治療までの流れ

1.  症状について詳しくうかがいます
2.  整形外科学的検査を行います(視診、触診、歩様検査、跛行検査など)
3.  神経学的検査を行います(脊髄反射検査など)
4.  画像検査を行います(レントゲン、CTなど)
5.  診断を確定します(原因特定と症例についての説明、治療法の提示)
6.  治療(手術の実施。内科的治療の場合は緩和ケア)

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整形外科の検査一覧

視診

立ち姿や座っている姿勢、歩き方を診ていきます。整形外科疾患トラブルを抱えている場合、重心の位置や足の着き方などに問題がある場合があります。

整形学的検査

動物にストレスを与えないよう足先から頭、尻尾まで手で触っていき筋肉、骨、関節、靭帯の異常や痛みの原因となる場所を探していきます。整形外科疾患を疑う際にとても重要な検査になります。

神経学的検査

脳や脊髄、末梢神経の異常がないかを確認する検査です。特殊な器具、機材は使わず触診などで神経の機能を評価していきます。整形外科疾患と神経疾患では非常に似た症状を示すことがあるため鑑別が必要な際に実施していきます。

画像検査

必要に応じてレントゲン検査やCT検査を行います。

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Sick

整形外科でみることの多い病気

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椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアはダックスフントを代表とする軟骨異栄養犬種で多く発症します。内科療法で改善することもありますが、重度の場合は手術が必要となります。当院ではCT検査による病変部位および重症度の評価を行っており、その子に合わせた治療法を提案させていただきます。

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骨折

抱っこをしていて落としてしまった、椅子から飛び降りてしまったなど、室内で骨折するケースが増えています。当院では骨折整復術においてLCP(Locking Compression Plate)システムを採用しています。骨折様式によっては外科手術が不要な場合もありますので、まずはご相談ください。

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膝蓋骨脱臼

膝蓋骨内方脱臼はポメラニアン、トイ・プードル、ヨークシャー・テリアなどに多い疾患です。重度の場合は膝関節炎や前十字靭帯断裂につながることもあるため、外科的矯正が必要となります。

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Professional rehabilitation

併設のリハビリセンターで
専門的なリハビリを実施

術後の早期回復や筋力維持を目的とした、リハビリテーション特化型施設「アニマルリハビリテーションセンター」を併設しています。
米国テネシー大学が提供している「犬のリハビリテーション認定医」資格を取得した獣医師を中心にリハビリチームを組み、その子にあったオーダーメイドのリハビリテーションのプログラムを計画し実施しています。

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For the owner

当院から飼い主様へ

動物たちにとって、歩けなくなるということは飼い主様と一緒に遊ぶ時間がなくなることを意味します。これはその動物にとっても、飼い主様にとっても、悲しいことですよね。
整形外科疾患では、椎間板ヘルニアのように症状の進行が早いものもあります。少しでも異変を感じたらまずは動物病院での受診をお勧めします。
当院では整形外科疾患の手術を数多く行っておりますが、これは多様な症例に対応ができること、手術時間を短縮することで動物の身体への負担を少なくできることが目的です。
外科的な根本治療が難しい場合には、緩和ケアを目的した内科的治療についてもご提案させていただきます。

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治療の流れ

ご予約

当院ではできるだけ負担を減らすために時間帯予約制を導入しております。初めての方はお電話にてご予約をお願いいたします。

また、当院に来院されたことがある飼い主様はWeb予約をご利用いただくことが可能です。こちらよりご予約をお願いいたします。

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受付・問診票記入

いつから?どんな症状が?どのように進行してきたか?など 気になる症状の経過について問診票にご記入頂きます。

※院内でご記入頂いている問診票を来院前にダウンロードして記入していただけます。

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診療

症状が痛みからか、起立できないのか、歩けないのか、関節の動きや歩き方や動作の仕方、体を支える筋肉の張りなど、体を触ってみて動かして診察します。更に、突然なのか、いつから症状が始まったかをお伺いします。重要な事はいつも暮らすいつもの場所で見せる行動、歩き方や痛がる瞬間や動作が大切です。診察室では緊張のために、症状が出ないことがありますので、お家で動画などを撮ってきてもらうのも良い方法です。

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検査の実施

痛みがあるか、筋肉のこわばりや関節の動き、関節や筋肉の腫れ、行動や動作など、視診、触診の検査から始めます。状態により、骨や関節の状態を把握するために血液検査、関節液の検査、レントゲン検査、全身麻酔が必要なCT検査などを行う場合があります。

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治療法のご提案・治療

治療にともない様々なご不安があるかと思います。その為、当院では少しでも不安を軽減できるように今後の治療法や費用などについても十分な説明を行い、その上でご安心・ご納得頂ける治療方針を一緒に決定していきます。

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お会計とお薬お渡し

診察が終わりましたら、1F受付の待合スペースにてお会計をお待ちください。準備が整いましたら順番にお呼びいたします。お薬がある場合はこの時にお渡し・ご説明させていただきます。

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お問い合わせ先

ダクタリ動物病院 京都医療センター

075-382-1144

  • 月〜日(祝含む):9:30〜18:00
  • 受付時間:9:30〜17:30
  • 年中無休